義肢 2019 12 30

 普通の人にとって、「義肢」という言葉は、
あまりなじみがない言葉でしょうか。
「義足」というと、わかりやすいでしょうか。
(もちろん、義手も義肢です)
 日本では、義足になる人の大半は、
糖尿病が原因であると言われています。
 糖尿病が血行不良を引き起こし、
足の先端から壊疽が始まる原因となります。
 アメリカも、同じような状況かもしれませんが、
日本と大きく違うことがあります。
 アメリカは、今も「戦時」ですので、
つまり、中東の戦いが終わっていませんので、
「傷痍軍人」が多いのです。
 戦争による負傷によって義足になる人が、
糖尿病が原因となるケースよりも多いかもしれません。
 トランプ大統領は、よく基地を訪れて、
兵士たちを激励していますが、
もちろん、今、輝いている兵士を激励することも重要ですが、
かつて輝いていた兵士を激励することも、
大統領として重要な仕事であると思います。
 私の勘違いかもしれませんが、
歴代の大統領は、傷痍軍人を重視していなかったように思います。
しかし、それでは、兵士の士気が下がってしまいます。
 戦争がない日本では、このような問題は、発生しないかもしれませんが、
それでも、戦後の数十年間は、傷痍軍人の社会保障は大きな課題だったのです。
そもそも、身体障害者福祉法は、傷痍軍人の社会保障の一環として作られたのです。
 さて、今は技術の進歩で、義足も大きく進歩しましたが、
糖尿病による下肢の切断では、
必ずしも歩けるようにはならない場合があると聞いたことがあります。
 つまり、糖尿病と高齢者という組み合わせ、
糖尿病が視力低下を引き起こすこと(義足の装着と切断部の管理は、丁寧さが必要)、
義足を装着して歩行訓練は根気が必要であること等を考えれば、
そういう場合もあるのかもしれません。
 しかし、そもそも、中年になったら、
多くの問題を引き起こす糖尿病にならないように努力すべきですが、
世の中には、糖尿病を引き起こしかねない食事や生活習慣が多いのです。
(参考)
 日本において、失明になる原因は、糖尿病が多いと聞いたことがあります。
だからこそ、食生活や生活習慣の改善は、非常に重要です。

















































































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